ここ最近、いろいろなお店で風変わりなドレッシングやにんにくがガッツリ効いたものなど、変わった調味料をたびたび見かけるようになりました。
調味料好きの僕としては何かとお試しで買うことも多いのですが、先日浅草へ行った際に購入した七味唐辛子がおいしすぎて感動しました……。

これです、やげん堀七味唐辛子!
スーパーでも同じ名前の七味が置いてあるので、「え?これってただの詰め替え用の七味唐辛子じゃないの?」と思われるかもしれません。
正直、実際に食べるまでは私も普通の七味と何が違うのかな~と疑問だったんですが……
全っっっ然違う!!!!!
今まで食べていた七味と比べものにならないくらい、辛さ具合や香りが段違いなんです!!
あまりに衝撃的だったので、この記事では普通の七味唐辛子と何が違うか、特に何にかけたらおいしかったか、保存の際の注意点など徹底的に紹介していきます!
そもそも七味唐辛子とは?
「そもそも七味って何が入ってるの?」と気になったことがあると思います。
七味唐辛子は、その名の通り7つの味(材料)を使った薬味で、漢方薬をヒントに作られた調味料です。
今ではたくさんのお店やメーカーで七味唐辛子が作られていますが、日本にある老舗の中には御三家と呼ばれる3つのお店があります。
- 長野『八幡屋礒五郎』
- 京都『七味家本舗』
- 東京・浅草『やげん堀』
材料や比率は作るお店によって様々で、赤唐辛子・山椒・麻の実・黒胡麻をベースに紫蘇や白胡麻、青のりやけしの実・生姜などを配合して作られています。
お店によってはお客さん1人1人に応じてオーダーメイドで調合して作ってくれるところも!
また、関西では『七味唐辛子』、関東では『七色唐辛子』と昔は呼び方が若干違い、味わいにおいては関西は「香り重視」、関東では「辛み重視」で作られているといわれています。
配合具合が異なる理由の1つとして、各地域の料理の味付けにあるそうです。
確かに、そばやうどんのつゆで考えてみても、関西は出汁が効いた薄めの味で、関東は醤油をしっかり効かせた濃いめのつゆ。
それぞれの味わいを尊重して作られているのも頷けます。
やげん堀七味は普通の七味唐辛子とココが違う!
では、一般的なメーカーで作られた七味唐辛子と何が違うのか?
食べ比べてみて個人的に気付いた部分をいくつかピックアップしてみます。
配合
まず1つに『配合具合』です。
大手メーカーで作られているものは赤唐辛子が多めに配合されているのか、パッと見だと全体的な色は赤っぽい印象です。
一方でやげん堀の方は全体的に赤みはあるものの、比べてみると赤唐辛子はやや少なめに感じます。
ちなみに、やげん堀の七味には赤唐辛子・焼き唐辛子・山椒・麻の実・黒胡麻・陳皮(ちんぴ:みかんの皮を乾燥させたもの)・けしの実の7種類で配合されていて、種類はバランスの良いタイプの中辛、辛めの大辛、辛さ抑えめの小辛があり、ものにより色や味わいも異なります。(今回は中辛を購入して食べています)
香り
2つ目の違いは『香り』です。これが驚きで全っ然違いました!
もちろん、大手メーカーの七味の香りが悪いわけではなく、やげん堀七味の香りがあまりに良すぎたために、他の七味が霞んで感じてしまうのです。
おそらくこの良い香りの正体は、材料の山椒と陳皮が織りなすもので、配合比率が一般的な七味と比べて多いため、より香り高くなっているのだと思います。
実際に料理にかけて食べてみると、山椒と陳皮のさわやかな香りがまずやってきて、嚙むごとに胡麻や麻の実の香ばしさが入り、飲み込む頃には唐辛子の香りも加わって一体となる…。
今まで食べてた七味唐辛子は、ここまで心地良い香りは感じられなかったので、香りに関しては七味の概念が変わるほど感動しました。
やげん堀七味はこれにかけたらおいしかった!おすすめ3選
七味唐辛子に合う料理といえば、おそばや牛丼などがありますが、定番な料理以外にもマッチします。
ここからは、実際に自宅で試してみた中で、個人的に特に相性が良かった料理を3つ紹介していきます!
みそ汁

普段からみそ汁に七味唐辛子を入れて飲む方もいるかもしれませんが、あたたかい湯気とともにやげん堀七味の香りと味噌の香りが合わさって、さわやかな飲み心地になります。
そして飲んだ後からじんわりと辛みがやってくるので、おいしいだけでなく身体もより温まりやすく感じます。
いつも自宅では赤みそか、赤+白のミックスみそで作ることが多いのですが、白みそオンリーの場合でもおいしく食べられますよ。
個人的には、ミックスみそ+豆腐とねぎで作ったみそ汁に七味を入れて楽しむのが、最近のルーティーンになっています(笑)
焼きそば

焼きそばもいろいろな種類がありますが、ここでは一般的な『ソース焼きそば』にかけるものとして紹介します!
やげん堀七味をかけて食べてみると、さわやかな香りと辛みがアクセントになり、後を引く焼きそばに大変身します。
縁日などで出される焼きそばには、青のりが振りかけてあることが多いですが、これは主に色合いと磯の香りをプラスさせる役目があります。
そこに七味の複雑な香りや辛みが加わることで、ワンランク上の焼きそばに変身するんです!
個人的に家で食べる時は、ソース濃いめで作った焼きそば+目玉焼き+やげん堀七味+マヨネーズで作るのが鉄板です。
あっという間になくなります!(笑)
卵かけご飯

最後はなんと、卵かけご飯です。
普段、卵かけご飯に七味唐辛子を入れる方は少ないかもしれませんが、これがびっくりな相性で絶妙にマッチします。
作り方も至ってシンプルで、ご飯の上に生卵を乗せて醤油を回しかけ、やげん堀七味を適量かけるだけです。
卵のわずかな生臭さが消えて、まろやかさと香りと辛みが三位一体になります。
一時期は数日連続で食べてしまうくらい、どハマりしてました。恐ろしく中毒性のあるおいしさです……!
七味唐辛子の常温保存はダメ、ゼッタイ?
飲食店に備え付けで置いてある七味唐辛子は、すぐに手に取りやすいように卓上に置いてあります。
しかし、常温かつ小瓶などの入れ物に入れた状態で保存するのは、七味唐辛子にとって御法度です。
理由は大きく分けて3つあるので、順番に紹介します。
高温に弱い
「室内で常温だったら特に問題ないんじゃないの?」と思うかもしれません。
ただ夏はもちろん、冬でも暖房を使用することも多いため、意外と室温は上がりやすく寒暖差も激しくなりがちです。
保管する温度は低いに越したことはないので、使用後は冷蔵庫や冷凍庫に入れて保存するようにしましょう。
また、冷蔵庫や冷凍庫は温度だけでなく湿度も室内と比べて低いので、七味唐辛子の風味や辛みもより損ねにくくなります!
空気に触れやすい環境
大手メーカーで作られている小瓶に入っているタイプや、袋から容器に詰め替えて使っている場合、フタの閉め具合や容器の詰め替えの際に品質が大きく劣化しやすくなってしまいます。
保存の際は、パウチタイプの袋に入れて空気を抜いてから保存するようにしましょう。
光に当たる
七味唐辛子は光に当たる環境に弱く、紫外線により劣化が早まりやすくなってしまいます。
そのため、直射日光に当たらないように遮光できる袋に入れて保存するようにしましょう。
やげん堀七味を知らない人はぜひ食べてみて!(まとめ)
七味唐辛子は家庭の食卓でも外食の時も気軽にパッと使える調味料ですが、やげん堀の七味唐辛子はものすごく香りが良くて今まで使っていたものとはもはや別格です。
おそばや牛丼はもちろん、焼きそばや卵かけご飯をはじめ、あらゆる料理に抜群に合います。
最後にこの記事の内容をまとめてみると、次の通りです!
- 7つの味を使った薬味で、関西は「香り重視」関東は「辛み重視」
- やげん堀七味は一般的な七味と比べて、香りが段違いに良い黄金配合
- やげん堀七味を買ったら「みそ汁」「焼きそば」「卵かけご飯」で食べるのがおすすめ
- 七味唐辛子は密閉して冷蔵(冷凍)保存をする
「浅草の店舗まで行って買えないよ~」という方はオンラインでも購入が可能なので、まだ食べたことがない方はぜひ一度試してみてください!
七味唐辛子の概念が変わりますよ!
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